通販カタログの魅力について考えてみた
現在、通信販売は「Amazon」や「楽天」などインターネット上ですべて注文が完結することができ、より身近なものとなっています。しかしその一方で、印刷物である”通販カタログ”を用いた通信販売も未だ根強い人気を持っています。さらに、現在ではデジタル化された、”デジタルカタログ”というものも存在します。
今回は、通販カタログ、デジタルカタログの魅力や、それぞれの利便性についてご紹介したいと思います。
主な通販カタログの種類
ニッセン
株式会社ニッセンホールディングスが運営する通販会社です。
婦人服を中心に販売しており、家具や化粧品など幅広い物も扱っています。
カタログは、印刷の通販カタログとデジタルカタログの両方があります。ターゲットは20〜50代の女性と社会人男性に定めているようです。
ベルメゾン
株式会社千趣会が運営しているのが、ベルメゾンです。
衣料品、家具の他に食品も扱うなど、取り扱う商品の幅では業界最大級です。また、「ベルメゾンマーケット北浜店」など、ネット外に実在する店舗もあります。
ベルーナ
株式会社ベルーナが運営するのがベルーナです。
「ベルーナ」、「ルフラン」や、20〜30代向けファッションカタログ「リュリュ」、「ルアール」などを運営している通信販売会社です。
2010年頃から急成長を遂げ、現在では上記2社に匹敵する程となっています。店舗事業にも力を入れ始めており、実在する店舗も増えてきています。
人気は未だに根強い
従来の紙媒体の通販カタログは、主婦層をメインターゲットとしていました。
通販カタログは、定期的に利用者に送付することで、利用者一人一人に安定した情報を提供し続けることができます。現在ではインターネットが普及してECサイトでショッピングをされる方も増えていますが、インターネットに多少疎い方にでもわかりやすいことから、未だに通販カタログの人気は根強いようです。
ECサイトと印刷物の違い
通販カタログの特徴
印刷物である通販カタログは、インターネットがまだ普及していない時代から存在しており、気軽に商品を見て選んだりができました。WEBサイトと違って、情報が有限なので、すべて読みきることもできるし、途中から読み始めたり、何回も読み返したりなどといったことが強みでした。
しかし、欠点もあります。印刷物である為、印刷コストが発生します。また、情報が限られている上にどんどん古い情報になっていってしまいます。
ECサイトの特徴
ECサイトでは、24時間365日いつでも買い物ができることが最大の強みではないでしょうか。
さらに、インターネットを利用していることで若年層の利用者も増えました。情報が最新であるし、通販カタログよりも情報数も多くあります。コスト面でも印刷物の通販カタログよりも優れています。
ただ、ECサイトにも欠点はあります。情報量が多すぎるがゆえに、すべての情報に目を通して貰えない事が多いですし、情報が新しく更新されすぎてしまうと、利用者が混乱してしまうことがあります。
現在はECサイトが主流となっている
通販カタログ、ECサイトにはそれぞれのメリット・デメリットが存在しますが、現在はECサイトが主流となっています。やはり、タブレットやスマホの急激な普及により、気軽にショッピングをできるようになったことが最大の要因ではないでしょうか。
しかし現在では、双方の良さを併せ持った”デジタルカタログ”というものがあります。
デジタルカタログとは?
通販カタログをデジタル化したもの
印刷物である通販カタログをデジタル化して、パソコンやタブレットなどで閲覧できるようにしたもののことです。紙をめくる効果を付ける事で、紙媒体と同じような感覚で見ることも可能です。
デジタルカタログの良さ
ECサイトでは電波が悪ければ閲覧が遅くなったり、見られなくなりますが、デジタルカタログのアプリなら一度ダウンロードしてしまえば、電波の届かない場所でも見ることができます。さらに、カタログの項目にリンクを設定することで、ECサイトよりも直感的にショッピングをすることもできます。
提供する企業にもメリットがある
印刷コストがかからないし、カタログの輸送費もかかりません。また、カタログの在庫切れでお客様へ情報が行き渡らない心配もなくなりました。さらに、印刷物をそのままWEB上に公開することもできます。
需要が高まっていることを物語っているように、上記に挙げた通販大手3社からも、デジタルカタログが発行されています。
デジタルカタログを活用しよう!
家の中にいても、ウインドウショッピングのように商品を眺めながらショッピングができますし、加えてタブレット、スマホを用いればより身近なものになります。
通販カタログと、ECサイトの2つの良さを併せ持った物が”デジタルカタログ”ではないでしょうか?
デジタルカタログには今回ご紹介したもの意外にも様々な種類があります。
あなたも一度、デジタルカタログに触れてみてはいかがでしょうか?
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