本を断捨離!読み物をデジタル化してみませんか?
今部屋に何冊の本があるでしょうか。
読書好きの人はたくさんの本を持っているでしょうし、仕事で使う本がたくさんあるという人もいるでしょう。
読むことで様々な知識を得ることができますし、楽しみを得ることもできる本ですが、片付ける際に厄介な存在になることも事実です。
本は1冊1冊の厚みがあるため、何冊も所持していればいつの間にか本棚はパンパンになってしまい、次第に本を置くスペースがなくなっていきます。
そんな悩ましい存在の本をうまく片付ける方法をご紹介します。
本の断捨離にはデジタル化がおすすめ
本が好きな人はもちろん、女性であれば毎月雑誌を購入することもあるでしょう。
漫画の場合は50巻を超えるものもよくあります。
多くの人は増え続ける本によって、片付けができなくなってしまうという状態に陥ります。
うまく片付けるためには本を断捨離していくことが一番の近道といえますが、本はなかなか手放しにくいものです。「また読むかもしれない」「この本には大切なことが書いてあった」といった具合で、処分することができなくなります。そんな調子では片付けも進みません。
そこで本をデジタル化することをおすすめします。
紙の本をデジタルデータとして取り込む
最近は本が電子書籍で販売されていることはご存知かもしれませんが、すでに所持している本をデジタル化などできるのだろうか。
そう疑問に思った方も多いかもしれません。
紙の本をデジタル化する方法は、少し手間がかかりますが、それほど難しくはありません。
まず本を裁断してページごとにわけ、それをスキャンしてパソコンに取り込みます。スキャンをしてパソコンに取り込めれば、デジタル化は完了です。あとは本ごとにフォルダ分けをしておけば、部屋の本棚がそのままパソコンの中に移動した状態になります。
この方法はスキャナーを持っていなければできませんが、最近ではプリンターにもスキャン機能が搭載されていることもあるので、ご自宅のプリンターでスキャンができないかを確認してみてください。
ただしこの方法だと本を裁断してしまうため、デジタル化したあとは処分してしまわなければなりません。
もしデジタル化した後に、元の本は売りたいと考えている場合や本を裁断すること自体に抵抗がある場合には、裁断しなくてもスキャンできるスキャナーが販売されているので、そういったものを購入することをおすすめします。
以上の方法を使えば、小説や漫画、雑誌など、持っている本全てをデジタル化することができます。
新たに購入する本もデジタルのものにする
すでに所持している本をデジタル化すれば、「また読むかもしれない」といった心配をすることなく断捨離を進めることができます。
しかしすでに所持している本をデジタル化しても、新たに紙の本を購入してしまえば元も子もありません。そのため新たに本を購入する場合も、デジタルの本を購入するようにしましょう。
最近はネット通販で本を購入することも増えているかと思いますが、紙の本だけでなく電子書籍も同時に販売されていることが多くなっています。最初から電子書籍を購入すれば、わざわざ自分の手でデジタル化する手間が省けます。
そのうえ、本が届くのを待つ必要がありませんし、紙の本よりも少し安く手に入れることができるというメリットもあります。
雑誌によっては、紙の雑誌を購入することで電子書籍版が無料でダウンロードできるものもあります。
また、有料になりますが月額制の読み放題サービスを契約するという方法もあります。
こういったサービスを利用することも、本の断捨離につながるのではないでしょうか。
その他の本をデジタル化するメリット
本をデジタル化することは断捨離につながるだけではありません。
例えば通勤時の電車の中で読書をするというサラリーマンも多いかと思います。
普段から雑誌を持ち歩いている女性もいるでしょう。このように複数冊の本を持ち歩く場合、どうしても荷物が多くなってしまいます。紙は重量があるため、荷物を重くしてしまう原因にもなります。
しかし本をデジタル化してしまえば、いつも持ち歩いているスマホやタブレットから本を読むことができるため、たとえ何十冊、何百冊持ち歩いたとしても、1台の端末で完結します。またスマホであれば片手で操作できるので、電車の中でも読みやすくなります。
このように本の管理や持ち運びも楽になるので、本のデジタル化には様々なメリットがあると言えるのです。
少し本のデジタル化に興味が出てきたのではないでしょうか。
まとめ
電子書籍は数年前から急激に発達してきましたが、賛否両論あるのも事実です。
本は紙でなければいけないと考える人もいますし、デジタル化することで資源が無駄にならないと考える人もいます。
しかし本をデジタル化することで、現物の本が手元からなくなり、部屋がすっきりとすることは確実です。
もし本の断捨離がなかなか始められないというのであれば、今回紹介した本のデジタル化をうまく活用してみてください。
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