デジタルブックを活用したアクセス解析とSEO内部施策とは?
デジタルと生活の親和性が高まるにつれて、オンラインビジネスは欠かせないものとなりつつあります。デジタルを活用した新たなビジネス展開にデジタルブックを活用してみてはいかがでしょうか。
デジタルブックにはアクセス解析機能が搭載されています。
アクセス解析ツールを使って見出した改善点から、新たなビジネスへの気づきが得られるかもしれません。
本記事では、デジタルブックのアクセス解析にフォーカスして詳細を説明しています。興味のある人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
アクセス解析とは
アクセス解析とは、Webサイトの改善ポイントを洗い出しつつCVを増加させるためにWebサイト訪問者の状況を数値によって可視化することです。
CV(コンバージョン)とは、訪問者がWebサイトの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことをいいます。具体的には資料請求や、商品の購入などです。
アクセス解析の目的
アクセス解析の目的は、CV数増加のためのWebサイトの改善ポイントを見つけることにあります。
「Webサイトにどのような人が訪れているのか」「どのような時間帯・環境でアクセスしているのか」「どのようなコンテンツが人気で、逆に見られていないコンテンツはどれか」など、ユーザーの具体的な行動をもとに、CVを増やすための課題を探します。
毎月のレポート上の数字を見て終わるのではなく、どこに改善ポイントがあるのか、見極める意識を持つ必要があります。
アクセス解析でわかること
アクセス解析によって得られる主な情報は次のとおりです。
・属性
・集客の経緯
・ユーザーのWebサイト上の行動
・コンバージョンに至る経緯
・リアルタイムな動き
集客では、ユーザーがどういうルートでWebサイト訪問したのかがわかります。検索やSNS流入、または広告からなど、グラフにてひと目でわかるようにまとめられており、訪問したユーザーが、Webサイト上をどのように行動しているのか、またCVに至った場合の行動ルートも別途確認できます。
リアルタイムな動きは、広告を配信したときの反響確認に効果的です。
性別や年齢などの属性は、個人情報保護の観点から確認しにくくなっていますが、データや傾向をもとにした推測によって集計されます。
デジタルブックでできるアクセス解析とSEO対策
デジタルブックを活用してできるアクセス解析とSEO対策について、4つの方法をピックアップしてみました。
Googleアナリティクスとの連携
デジタルブックはGoogleアナリティクスと連携したページごとのアクセス解析ができます。
GoogleアナリティクスはGoogleが提供するアクセス解析ツールです。無料で利用できるにもかかわらず、他のアクセス解析ツールが必要ないほど内容が充実しています。
ページクリック分析
ページクリック分析とは、Webページ上のリンクやボタンなどのクリック数を分析する手法です。Webサイトのユーザー行動を理解し、改善に役立てるために用いられます。
ページクリック分析を用いた改善ポイントをピックアップしてみました。
・クリック数が多いエリアのデザインや位置を改善する
・クリック率が低いエリアのコンテンツを改善する
・ユーザーの行動を促進するようなコンテンツやレイアウトを検討する
行動とページクリックをあわせて分析すると、より具体的なデジタルブックの紙面改善ポイントを見出すことができます。
キーワード検索順位の表示
ユーザーがどのような検索ワードにてデジタルブックへたどり着いたのか、キーワードごとの検索順位を確認できます。
キーワードの検索順位は、Webサイトの求められていることと考えることもできます。
集計された検索ワードを確認しつつ、デジタルブック内で検索ワードに対する答えをだせるようなコンテンツ作りを心がけると、よりWebサイト改善につながるでしょう。
HTMLページの自動作成
デジタルブックでは、HTMLページを別途自動作成し、SEO対策する機能が搭載されています。
HTMLページは、GoogleにWebサイトの内容をうまく伝えるためのページです。いくらよいWebサイトを作ってもGoogleに評価されなければ、検索流入は望めません。
そのため、タイトルタグやメタディスクリプションなどの重要なタグを正しく記述し、ページの内容を適切に示す必要があります。
自動作成されたHTMLページをもとに、適切な内部リンクの設定や、画像へalt属性をつけるなど、他の対策をあわせると、SEOの内部施策効果がより高まります。
デジタルブックの起点に新たなビジネスチャンスを獲得しましょう
デジタルブックは、社内マニュアルやナレッジ、カタログ作成だけでなく、ビジネスの起点にもなりうるツールです。
Googleアナリティクスと連携できるアクセス解析ツールを使いこなすことで、改善ポイントを見出し、新たなビジネスチャンスの獲得もできます。
ユーザーの行動や閲覧ページ、CV率などを参考に、改善ポイントと潜在的なニーズの理解をすすめてみてはいかがでしょうか。