紙のカタログをデジタルブックにする3つのメリット

紙のカタログを取り扱っていて、これからデジタルブックの導入を検討中の企業はまだまだ多いのではないでしょうか。

デジタルブックを導入するメリットはいくつもありますが、今回はその中で3つのメリットを紹介していきます。

 

  1. デジタルブックは劣化がなく、簡単に多くの人に届けることができる
  2. 音声や動画を表示させて、動きのある面白みのあるカタログにできる
  3. ECサイトへリンクさせて商品購入への道筋を作れる

 

1.デジタルブックは劣化がなく、簡単に多くの人に届けることができる

デジタルブックの1つ目のメリットは、紙のカタログと違い劣化がなく同じ品質のものをより簡単に多くの人に届けられることです。

 

紙のカタログは使っていると折り目がついたり、手垢がついたりして汚れてきます。最悪雨の日にぬれて破けたり、コーヒーをこぼして見られなくなってしまうこともあります。

 

しかし、デジタルブックであればそのような心配は無用です。データさえあれば劣化することなくずっと綺麗を保ちながら見ることができるからです。

 

また、ファイルを共有することもでき、ネット環境さえあれば遠く離れた人へ同じ品質のデータを劣化なしに届けることができます。1回のメールを送るだけで希望されるお客様全員に送ることができるため、紙のカタログと比べて送付にかかる手間・時間を大幅に削減することができます。

 

2.音声や動画を表示させて、動きのある面白みのあるカタログにできる

 

デジタルブックの2つ目のメリットは、動画を挿入することにより、作り手のメッセージをより視覚的に訴えることができます。

 

テキストより音声、音声よりも動画の方がリアルに物事を伝えることができます。リアル感が増すということは信頼してもらいやすくなります。信頼されればされるほどモノやサービスを購入したり、試してもらいやすくなります。

 

従来の紙のカタログでは音声や動画を見てもらおうとすると、CDやDVDを紙のカタログに添付して送らなければならず、それらを見るにはCDやDVDを再生装置に挿入する必要があり、見てもらうまでのハードルが高いものでした。

 

しかし、デジタルブックではカタログの中に音声・動画を挿入でき、リンクをクリックするだけで見られるため、ユーザーの利便性も高くて見てもらいやすくなります。

 

パソコンやスマホが一台あればすべて見てもらうことができるため、今後はデジタルブックが紙のカタログに変わり主流になるはずです。

 

最近は営業マンも紙のカタログを持たず、タブレットにいれたデジタルブックでお客様に説明する時代になっています。

 

3.ECサイトへリンクさせて商品購入への道筋を作れる

 

デジタルブックの3つ目のメリットはECサイト(ネットの販売サイト)へリンクさせて商品購入への道筋を作れるということです。これはとても大きなメリットです。

 

前の章でお話したように動画を使ってユーザーの感情を動かし、せっかくその商品に興味を持ったとしても販売サイトをわざわざ探さなければいけないようであれば、商品に対する興味が時間や手間と共に冷めてしまいます。つまり、ユーザーは購入までの手続きが面倒だと感じると、今すぐ必要なものでない限りなかなか購入しません。

 

商品を買おうと思っても購入方法が面倒だからやめておこうと思い、購入をやめたことは誰しも1度はあるのではないでしょうか。Amazonを代表とするネット通販が普及したのは購入方法がシンプルだからです。

 

従来の紙のカタログでは商品を購入する場合、電話やFAX、メールでの注文になり、決済は請求書が送られてきて銀行や郵便局に振り込むという形でタイムラグがありました。

これに対してデジタルブックはページの中に商品の購入リンクを貼ることができ、決済方法を選ぶことができます。

クレジットカードやデビットカード等商品購入とともに決済が行える方法も簡単に使うことができます。もちろん、カード決済ができない人のために従来の銀行振込も選ぶことができます。

まとめ

デジタルブックの3つのメリットをここまで紹介してきました。

 

  1. デジタルブックは劣化がなく、簡単に多くの人に届けることができる
  2. 音声や動画を表示させて、動きのある面白みのあるカタログにできる
  3. ECサイトへリンクさせて商品購入への道筋を作れる

 

どれも紙のカタログにはない特長で、デジタルだから実現できることばかりです。最近では多くの企業がデジタルブックのメリットを理解して導入しています。

 

デジタルブックの導入が遅くなれば遅くなるほどビジネスチャンスを失うことにもなりかねません。この記事でデジタルブックについて少しでも理解が進んでもらえたのであれば幸いです。