デジタルブックはWebサイトの役割を果たす最強ツール
販売したい商品がある・紹介したいものがある・会社の宣伝に利用したい!そんな理由から、Webサイトを構築しようと考えている方も少なくないでしょう。
Web上で情報発信する方法の一つに「デジタルブック」による方法があるのをご存知でしょうか。
今回は、デジタルブックのサービスがWebサイトの代わりになるという内容をご紹介していきます。
デジタルブックの特徴
デジタルブックは、既にある印刷物のデータからインターネット上にWebサイトのように情報発信するコンテンツを制作・公開できるサービスです。
特徴としては、Webサイトのように1ページごとにURLが存在し、情報を発信するという目的や、リンクして目的のページを見せるなどWebサイトで出来ることがほとんど出来ます。
また、Webサイトの制作・公開よりも手間がなく、素早く公開できるという特徴があります。
デジタルブックとWebサイトの違い
デジタルブックとWebサイトの違いを見ていきましょう。
費用・制作面での違い
制作面での違いは以下の通りです。
デジタルブック | Webサイト | |
---|---|---|
制作費用 | 月額1~5万円程度 | 会社によっても異なるが、一般的には制作費用は一件につき約15万円〜数100万円程度 |
制作期間 | 数分でWeb上に公開可能 | 制作するボリュームにもよるが、数カ月間は要する |
構成 | 構成を検討する必要はなし | コンセプト、サイトマップ、ページのレイアウトを決める |
用意するデータ | 印刷データをPDF化したもの | 掲載画像やイラスト、文章原稿など |
サーバーなど | デジタルブックで用意されている サーバー費用も含まれる | 独自に取得する必要があり、依頼する場合は別途費用が掛かる |
制作ページ | 提供プランによる | 一般的には10~100ページほど |
このように、デジタルブックとWebサイト制作では制作に要する期間や費用が大きく異なります。
運用面での違い
運用面での違いは以下の通りです。
デジタルブック | Webサイト | |
---|---|---|
保守費用 | 月額利用料のみ | 会社によっても異なるが、一般的には保守費用は月額2~5万円ほど |
修正 | オンライン上で自由に修正可能 | 依頼費用が発生、時間を要することが多い |
自分で運用する場合 | 専門的なソフトは不要 | 専用のソフトが必要になる場合がある |
一昔前までは「Webサイトを持つこと」はステータスのようなところがありましたが、今ではWebサイトを保有している企業や個人は多いため、いかに素早く安価に情報発信を出来るかの方が重要ではないでしょうか。
デジタルブックがWebサイト構築よりおすすめの理由
ここからは、デジタルブックがWebサイトの構築よりもおすすめの理由をご紹介していきます。 すぐに公開できる Webサイトを制作するには数カ月の日数を要することがほとんどです。
すぐに公開できるサービスもありますが、Webサイトを制作する上では画像や文章、コンセプト、構成など様々な情報が必要となり、制作までには時間を要し、それに関わるスタッフの時間も割かれます。
その点、デジタルブックは、公開までに必要な情報はPDFのみとなるため、制作日数を短くできるほか、スタッフの時間を割くこともありません。
費用が安い
次に、デジタルブックのメリットとしては費用が安いという点です。 初回に掛かる費用も運用に関する費用もWeb制作に比べかなり低価格で制作・運用することが可能です。
サーバーに関する費用やコーディング・デザイン・画像購入・イラスト購入などWeb制作に必要な費用はデジタルブックには必要のない費用ばかりですので、費用がWebサイト構築よりも掛からないのがおすすめの理由の一つです。
人件費の削減
人件費を削減できるところもデジタルブックをおすすめする理由の一つです。
Web制作をする上では、サイトの企画、コンセプト検討、各部署からの情報収集、文章の校正やコンテンツのチェックなど専任のWeb担当者を社内に用意する必要がありますが、デジタルブックは大掛かりな準備や多大な制作時間などは必要ないため、新たにWeb担当者を用意する必要がありません。
また、Webサイト制作では、印刷物のデータを流用することもあるため、画像・テキストの編集作業が発生することがありますが、デジタルブックは印刷物データそのものを利用するため、そういった作業は必要ありません。
このように人件費も掛からないことがメリットの一つと言えます。
ソフトが不要
HTMLやCSSといったWebサイト構築に必要な知識も、デジタルブックには不要なため、わざわざ一から勉強することや、企業内で人材育成することも必要ありません。
手軽に動画の掲載や画像のスライド表示なども出来るため、専用知識がなくてもプロ並みの表現が可能となります。
Webサイト以外にも利用できる
Webサイトは制作した後はWebサイトとしてしか利用できませんが、デジタルブックは営業用の資料としても使えるほか、社内報など様々な利用方法があります。
特に、営業資料として利用する場合には、訪問先のお客様にも興味を持ってもらえることで、アイスブレイクの効果も期待できるでしょう。
まとめ
ここまで、デジタルブックとWebサイトの違いについて、費用や制作面、運用面においてもご紹介してきましたが、デジタルブックはWebサイトの代わりになり、それ以上の役割を果たしてくれるサービスです。
デジタルブックの良い面としてすぐに公開できること、費用が安いこと、ソフトや知識が不要であることなどをご紹介してきたように、デジタルブックはすぐにでも始められるサービスとなっております。
これからWebサイトを制作しようと思っていた方や、今のWebサイトの運用や出来栄えに不満をお持ちの方は、これを機会にデジタルブックの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。