検索機能が便利!カタログや資料にデジタルブックを活用してほしい理由
カタログや資料など、紙媒体で手元に置いていると、どうしても大量になりがちです。しかし最近ではデジタルブック化が進んでいます。
カタログや資料をデジタルブックにすれば、パソコンやスマホ、タブレットに入れられるため、管理や持ち運びが楽になります。
しかしデジタルブックの魅力的なポイントはそれだけではありません。デジタルブックには検索機能という便利な機能が備わっているのです。
大量のカタログや資料から、必要な情報を探すのは面倒なものですが、検索機能を使えばいとも簡単に必要な情報を取り出すことができます。
今回は、デジタルブックの魅力の1つである検索機能をご紹介していきます。
検索機能はどのようなシーンで役立つ?
デジタルブックの検索機能が便利なものだということは、漠然とイメージできるかと思います。しかし実際には、どのようなシーンで役立つのでしょうか。
デジタルブックを活用するシーンの中で、検索機能がどのように働くのかを見ていきましょう。
ページ数の多いカタログでもストレスなく見られる
デジタルブックの検索機能は、キーワード検索です。必要な情報に関するキーワードを入力すると、そのキーワードが含まれるページを全て表示してくれます。
何十ページ、何百ページあっても、一瞬でキーワードが記載されたページを見つけ出すことができるのです。
たとえば家を建てる時に使う床材のカタログ。ページ数はかなり多いものです。
しかし検索機能で「テラコッタ」や「石目」など、好みに合うデザインのキーワードを入力すると、そのサンプル画像のページが一覧表示され、すぐに目的のページにたどり着けます。
また検索方法はキーワード1つだけで検索するのではなく、「and検索」や「OR検索」も可能です。複数のキーワードを検索したい場合や、キーワードが曖昧な場合でも検索しやすくなっています。
このように、非常にページ数が多いカタログなどでも、検索機能を使うことでストレスなく見ることができ、それが購買率、成約率などにもつながっていくのです。
ライブラリ内で検索することで、たくさんの資料内を一括検索
先ほどの床材のカタログの例では、1冊のカタログからキーワード検索することを前提としました。
しかし実際のビジネスシーンでは、複数のカタログや資料から該当するページを探したいということも多いものです。
そんな時は、ライブラリに複数のカタログを入れておきましょう。ライブラリとは、電子書籍などにもよく使われるもので、複数のデジタルブックや電子書籍をまとめておく場所。いわば本棚のようなものです。
紙媒体だと、1冊1冊開いて確認しなくてはいけません。それは時間の無駄です。ライブラリで一括検索すれば、短時間で情報収集ができてしまいます。
タブレットを活用すれば、客先で必要な情報をすぐに表示できる
客先で打ち合わせをする際、資料を提示して話を進めていきます。しかし大量のカタログや資料をテーブルの上に広げてしまうと、伝えたい情報がどれなのかわからず、お客様も混乱してしまいます。
また大量の紙資料から、今必要な資料を選び出すのも一苦労します。
そこでデジタルブック化した資料をiPadなどのタブレット端末に入れておけば、テーブルの上をすっきりとさせた状態で打ち合わせができます。
そしてキーワード検索を使えば、すぐに必要な資料を出せます。なかなか資料が出せずにもたもたしていると印象は良くありませんが、デジタルブックですぐに資料を提示できれば、非常にスマートです。
またお客様との会話中に出てきたキーワードを検索することによって、お客様の求めるものに近い情報を表示させることもできるでしょう。
さらに、打ち合わせではイレギュラーなことも起こりやすいものです。どれだけ入念に事前準備をしていても、当日の話の流れによっては、準備した資料とは違う資料が必要になる場合もあります。
iPadに資料を入れておけば、資料が手元にないという状況に陥らなくて済みますし、すぐに検索して、話の流れに対応することもできます。
検索において、紙媒体はデジタルに勝てない
デジタルブックの検索機能のメリットは、紙媒体と比較すれば明らかです。
紙媒体には検索機能などありません。ページに付箋を貼ったり、必要な情報をメモしておいたりして、情報をすぐに取り出すようにはできますが、非常に不便です。
もちろん検索のスピードは、絶対にデジタルブックには敵いません。
デジタルよりもアナログの方が使い勝手が良いという意見もあります。場合によってはアナログの方が良いこともあります。
しかし、より仕事を効率的に進めていきたい、成約率や購買率を上げたいというのであれば、デジタルブックを取り入れることが何よりの近道です。
まとめ
デジタルブックの検索機能の利便性についてご紹介していきました。
現在のデジタルブックにおける検索機能は、あくまでもキーワード検索です。それだけでも利便性は高くなりますが、今後さらに発展していくのではないかと思います。
デジタルブックとして多いのはカタログ類です。先ほども例に上げた床材のカタログで、「白」とキーワード検索することで、たとえ文章内に「白」という文字が含まれていなくても、白い床材を認識して表示してくれるような機能が導入されれば、さらに便利になるのではないか思います。
人工知能が発達している今、デジタルブックの可能性はどんどんと広がっています。
デジタルブックは、持ち運びやすくなるといったメリットが目立ちやすいですが、検索機能はそれ以上のメリットがあると言えるのです。
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