[NEW!!]【初心者でも簡単】デジタルブックで”読まれる”資料!作り方8つのコツ

会議や商談で使う資料、せっかく作ったのに途中で飽きられてしまうこと、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

 

現在、紙やPDFで資料を作っているなら、その”読まれない資料”もデジタルブックで作ることで、ぐんと読了率を上げることができるようになるんです。

 

デジタルブックとは、PCやスマートフォン、タブレット端末などのデバイスで閲覧できるデジタルコンテンツで、PDFのようにダウンロードする必要がありません。
電子書籍のようなものではありますが、企業の会議資料やカタログなどコストをかけずに多くの利用者に配信するために用いるのがデジタルブックです。

 

この記事では、初心者でもすぐ実践できる”読まれる”デジタルブック資料作成の8つのコツをご紹介します。
ぜひ参考にして、プレゼンを成功させてください。

“いい資料”なのになぜ読まれない?

 

「いい資料」を作ったつもりでも、なぜか読まれないことがありますよね。
内容をしっかり調べ、デザインにも気を使い、見やすく整理したつもりでも、反応が薄い。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
その理由は、以下の点にあります。

 

  • 内容がわかりにくい
  • 情報量が多すぎて圧倒される
  • 読む必要性が伝わらない
  • 図やイラストが少なく、目を引かない
  • 写真やキャプション、見出しにインパクトがない
  • 自分には関係ないと思われている

 

これらの理由を理解すれば、資料作成の際に意識すべきポイントが見えてくるでしょう。

【読みたくなる】企業で進むデジタルブックの導入

企業でのデジタルブック導入が進んでいる理由は、業務効率向上、コスト削減、多様な働き方の実現、そしてデータ活用による新たなビジネスチャンス創出など、さまざまなメリットがあるためです。

 

主に、企業内でのペーパーレス化やエンターテインメントコンテンツにて利用されていますが、今後はその他の業界でも活用されることが期待されています。

“読まれるデジタルブック”にするための8つの工夫

デジタルブックにすることで目を通してもらえる可能性はありますが、“読まれるデジタルブック”を作成するためには、単に情報を詰め込むだけでは不十分です。

 

ここでは、初心者でも実践できる”読まれるデジタルブック”の作成に役立つ8つの工夫をご紹介します。

 

1.見出しで全体像をつかませる

見出しは、読み手が資料全体を把握するガイドであり、タイトルの次に目にする重要な部分です。
その見出しで読み手の興味を引けなければ、内容がどんなに素晴らしくても読んですらもらえません。

 

全体の概要を最初に伝えることで、資料の流れがスムーズに感じられ、最後まで読み進めてもらえるようになるでしょう。

2.1ページの情報量は少なめに

1ページに盛り込む情報は少なければ少ないほど効果的です。
人間は、1度に1つのことしか理解できません。

 

1ページに2つ以上の情報があると、読み手はその2つの因果関係が分からず混乱してしまいます。
そのため、1ページにつき1つの情報に絞ることが重要です。

3.最初は「結論」より「目的」

スルーされないようにするためには、最初に「結論」を出すのではなく、なぜその資料を作成したのか、「目的」を示しましょう。
目的が分からないのに、結論をまず述べられても相手はどう受け止めればよいのか、何を期待されているのかが分かりません。

 

そのため、相手が一目見て分かるように箇条書きで「目的」を書きます。
そうすることで、その資料を読む価値の高さを伝えることができるようになります。

4.アイコンを使って“直感的”に伝える

視覚的に理解しやすくするためにアイコンを活用しましょう。テキストだけでは情報を読み取るのに時間がかかり、優先順位や関連性を視覚的に伝えることが難しくなります。

 

アイコンを使うことで、パッと見ただけで意味が伝わり理解度が向上します。
また、アイコンは視覚的な興味を引くため、相手の注意を引くのにも効果的です。

5.構成にストーリーをもたせて、自然めくらせる

資料の内容を物語のように構成し、読み手が次へ進みたくなる工夫をすることが大切です。
この方法をストーリーテリングと言います。

 

通常のプレゼンとは異なり、ストーリーを通して情報を伝達することで相手と共感を生むことができるのが利点です。
さらにストーリー型で伝えられた情報は記憶にも残りやすく、自然にページをめくりたくなる効果もあります。

6.ヒートマップで“読まれている場所”をチェックする

デジタルブックで資料を作るメリットの1つはヒートマップ機能があることであり、この機能では、読み手がどの部分に注目しているかを確認できます。
しかし、初回ではヒートマップ機能を使うことはできません。

 

そこで、同僚や上司に資料を読んでもらうのが有効です。
読まれない部分があれば、改善点を見つけて、より効果的なデザインにしましょう。

7.フォントは1つ・カラーは3色

過剰なフォントやカラーを避け、1つのフォントと3色カラーパレットで統一感を持たせましょう。
複数のフォントを使用したり、3色以上のカラーを使ってしまうと、どこに注目すべきか分かりにくく、読みづらくなってしまいます。

8.スマホ・タブレットでの表示も最適化

最近では、PCだけではなくスマホやタブレットで見ることが増えています。

 

そのため、モバイル端末でも見やすいデザインにすることが重要です。
特にスマホやタブレットでも快適に閲覧できるように、レイアウトを調整しましょう。

まとめ : デジタルブックの作り方を工夫して”読まれる資料”にしよう!

 

デジタルブックは、従来の紙の資料よりも視覚的に魅力的でインタラクティブな要素を取り入れた資料作成ができ、更新と管理が容易なのが魅力です。
見やすい構成、情報量を絞る工夫、ストーリー性を持たせることで、読み手の関心を引きやすくなり、”読まれる”資料を作ることができます。

 

ぜひ、今回紹介した”読まれる”資料の作り方のコツを活用し、会議や商談の成功に役立ててください。