meclibバージョン6.0 改善機能のご紹介(アクセスレポート/ページ変更)

2022年1月25日にリリースをしましたmeclibのバージョン6.0について、
前回の記事では新機能のご紹介をいたしましたが、今回はVer.5.1からの
改善機能について以下2つの機能についてご紹介いたします。

ご紹介する改善機能

  • アクセスレポート
  • ページ変更

 

なお、ご紹介する改善機能は全てのプラン/コースでご利用可能となっております。
また、前回の新機能のご紹介記事をご覧いただけていない方は下記もご覧ください。

 

アクセスレポート

Adobe AIRアプリとして提供しておりました「meclibログビュー」がWebブラウザで利用できるようになりました。

社内セキュリティ上、アプリケーションのインストールが禁止されている等で「meclibログビュー」が利用できなかった方はぜひ、「アクセスレポート」をご利用ください。

「アクセスレポート」について

アクセスレポートは、Googleアナリティクスに送信されたログ情報からデジタルブックの操作に限定してログ情報の抽出整理を行い、直感的な操作でレポートをご確認いただけるツールとなります。

 

レポートする内容は大きく分けて「ページ分析」「コンテンツ分析」がご覧いただけます。

ページ分析

デジタルブックの各ページについて、ページの閲覧回数や印刷およびPDF表示が行なわれた回数の表示と、ページ上の拡大された位置と回数をレポート表示します。

 

また、拡大された位置については拡大した場所を点で表示する「ポイント表示」モードと、拡大段階に応じて色で視覚化する「ヒートマップ表示」モードが選択でき、漠然と各ページが「見られた」だけではなく「どこをよく見られたのか」の把握が可能です。

それによりWebマーケティング視点での分析や活用はもとより、印刷するカタログ自体のデザインやレイアウトの改善に活かすことができます。

 

▼ポイント表示

▼ヒートマップ表示

コンテンツ分析

デジタルブックに設定された以下の機能の使用回数をランキング形式でレポート表示します。

  • 閲覧ページ数
    閲覧された回数の多いページをレポートします。
  • 検索キーワード
    デジタルブック内で検索されたキーワードと、検索回数をレポートします。
  • 目次
    デジタルブックに設定した目次のタイトルと、目次の選択回数をレポートします。
  • 外部リンク
    デジタルブックに設定したリンクのリンク先情報と、リンクの選択回数をレポートします。
  • PDF
    PDF表示を行った回数の多いページをレポートします。
  • 印刷
    印刷出力を行った回数の多いページをレポートします。
  • 最初に表示されたページ
    デジタルブックで最初に表示されたページの表示回数をレポートします。

 

特に「検索キーワード」については、デジタルブックについてどういったワードに注目してページをご覧いただいているのかを把握いただく事が出来ます。

 

その他(閲覧端末絞り込み、期間設定、レポート出力)

ご紹介した各レポートについては、ユーザーの閲覧環境(Webブラウザ、iOSアプリ、Androidアプリ)での絞り込みが可能です。

 

また、レポート対象期間の変更のほか、レポート結果を印刷またはCSVファイルで出力する事が出来るので、定期レポートとして関係者に共有するといったことも行えます。

 

ページ変更

Ver.5.1までは作成したブックに対しページの追加や差し替えを行う場合は、1ページずつ変更操作を行う必要がありましたが、Ver.6.0よりページを指定して一括で操作が行える機能を追加しました。

総合カタログなど、年1回の改定時に新規で作成を行い、以降はページの修正のみを行っているブックでより簡単に更新作業が行えるようになります。

変更改善点

画面UIの改善

変更を行うページの確認が行いやすいように画面UIの改善を行いました。

 

表示可能な最大ページ数を60ページから120ページに変更しました。
ページ変更画面上で行った編集操作をページ変更画面にアクセスした時点の状態にリセットできるようになりました。
ページサムネイル画面上をマウスオーバーした際に、拡大アイコンが表示されるようになりました。
複数ページの削除などで、チェックを入れたページが分かり易くなりました。
ページを指定して並び替えや追加、差し替えを行う機能を追加しました。
 ※詳細については以下でご案内いたします。

ページ並順編集機能の実装

ページ変更画面に表示の各ページのサムネイル画像をドラッグする事でも並び替えは行えますが、ページIDを指定して一括で変更が出来るようになりました。

※ページIDはページを識別するためにシステム上で自動的に割り当てられるIDで、ページ変更画面の各ページのサムネイル画像下部(以下図参照)に表示されます。
 

 

 

ページ指定追加機能の実装

従来はアップロードしたPDFファイルから1ページずつ追加操作をいただく必要がありましたが、ページ指定追加機能を使用する事で指定したページ(ページID)の前後より、アップロードしたファイルを一括で追加することが可能になりました。

アップロードいただくファイルは複数ページが1つのPDFファイルにまとまった構成のものでも、ページ毎に分割されたPDFファイルでも一括で追加されます。

 

ページ指定差替機能の実装

ページ指定追加機能と同様に、差し替えページ(またはページ範囲)を指定して一括でページの差替えが可能になりました。

※ページ範囲を指定した場合は、指定した範囲と同ページ数のPDFファイルをアップロードください。

 

さいごに

バージョン6.0の機能改善について、いかがでしたでしょうか。
今回の改善で作成したブックの編集やアクセス分析がより簡単にできるようになりました。

まだ新しいバージョンを使用していないお客様は是非最新バージョンのmeclibを使用してみてください。