自社製品を表現する媒体と、カタログとしての使いやすさにこだわるとmeclibに辿り着きました。
照明器具製造・販売
1956年
山田照明株式会社様は快適空間の創造を理念に照明器具の企画・設計・製造・販売をされています。 空間構成をめぐり高品位化を深めるニーズに対応し、あかりによる快適性・演出性を向上させ、さらに可能性を研究されています。
山田照明株式会社様は自社製品カタログのネット展開にmeclibを活用されています。 meclibの導入経緯と効果について、企画開発本部の栗原氏と渡辺氏のお二人にお話を伺いました。
導入前にはどのような課題をお持ちでしたか?
渡辺氏:以前は出版物としてのカタログデータをPDFファイルに変換し、約10ファイルに分けてホームページに公開していましたが、 PDFは一旦ダウンロードしてから表示させるため閲覧するまでに時間がかかる上に、目的のページを探しにくいという点で、ユーザーにとっての使い勝手の悪さが気になっていました。
それに、照明器具に付随するデータは非常に多く、全てをカタログに掲載できないのでホームページに掲載しているのですが、 ユーザーはホームページ上でそれらのデータを探すということに多くの時間が取られていたと思います。
こうした理由で、Web上のカタログはもっと便利で見やすいものにしなければいけないと認識していました。
そのような中meclibをご採用いただいた決め手について教えて下さい。
渡辺氏:デジタルカタログにすれば、各ページの任意のエリアにリンクを貼り、そこからホームページに掲載している関連データにリンクできます。
実は他社がリンク機能付きのカタログを利用していたのがとても便利で、弊社でもリンク機能付きは絶対必要な条件になりました。
そこで、デジタルカタログの導入を検討し、3社ほど比較しました。
いろいろ試してみましたが、meclibはトライアル版で実際に作成してみたらとても簡単に作成できました。他社は設定が面倒だったり、リンク機能を追加するだけで価格が高くなるということもあったのですが、meclibはリンク機能が標準で付いているためコスト面で非常にお手頃だったのです。
併せて、ページ切り抜き機能(切り抜いた後でまとめてダウンロードできる)など機能の豊富さや、FLASHではなくHTML5である点と、操作のしやすさで導入を決めました。
栗原氏:弊社はデジタルカタログ化が他社に比べて後発だったため、出来るだけ他社よりも優れたものにしたいという思いが強くありました。ちょうど動画も活用しようという話が出ていて、動画の埋め込みが可能かもポイントになりました。
渡辺氏:総合カタログには、表紙に動画(GIF動画)を表示させるといった工夫をしました。
meclibのスタッフもこの表紙のアイデアには驚きました。デジタルカタログならではの表現力ですね。
渡辺氏:実際にはmp4などの動画ファイルではなくGIF動画を採用するまで試行錯誤しましたが(笑)。結果的にとても評判の良いカタログが完成しました。
meclibのカスタマーサポートに問い合わせて質問しながら作成したのですが、サポート担当の方には的確なご指示をいただき非常にわかりやすくて助かりました。
導入後の効果をお聞かせいただけますでしょうか?
栗原氏:課題の点でお伝えしましたが、1つの照明器具に必要となる情報はとても多く「取説」「図面」「器具データ」など5〜6個あり、それらはホームページ上に掲載しているので、以前はユーザーが自力で型番から探すという手間がありました。
デジタルカタログにしてからはページ内の画像や文字にリンクを貼って、ホームページの関連ページに飛ぶことができるのですぐに必要な情報に行き着くことができ、とてもラクで便利になりました。
制作側のリンク設定作業については、meclibバージョン4.0からの新機能「自動リンク機能」がとても便利のようなので、次のカタログ作成から試してみたいと思います。
渡辺氏:弊社の営業からは以下のような声があがっています。
社外のお得意様にもこの優位性をアピールして弊社のカタログをもっと見ていただけるよう訴求していきたいと思います。
今後の新たな展開などがあれば教えてください。
渡辺氏:今後は出版物はより一層縮小の傾向になるでしょうね。
その分デジタルの情報をいかにお客さんに便利に使っていただけるかを、考えていかなければいけないと思います。
また、Googleアナリティクスでアクセス解析が取れるので、ユーザーの動きを想定したカタログ、ウェブデザイン展開を図っていきたいと思います。
ご協力、誠にありがとうございました。