掲載点数36万アイテムのカタログと商品詳細サイトを
デジタルカタログで効果的に繋ぐ。

トラスコ中山株式会社様

業 種
流通(卸売・小売)
用 途
製品カタログ
デジタルブック
https://www.orange-book.com/ja/c/orange-ebook/index.html (2022/09/05現在)
事業内容

プロツール(工場用副資材)の卸売業、及び自社ブランドTRUSCOの企画開発

設 立

1939年3月

URL
http://www.trusco.co.jp/

トラスコ中山様は製造業を支える業界トップクラスの商社です。「がんばれ!!日本のモノづくり」をスローガンに、お客様のニーズを追及し、独自の戦略を展開することで国内の工場や建設現場など、様々なモノづくり現場にプロツールを供給されています。

 

トラスコ中山様は膨大な商品掲載数を誇る総合カタログのネット展開にmeclibを活用されています。
meclibの導入経緯と効果について、カタログメディア部の花田氏、新谷氏にお話を伺いました。

以前に利用していたデジタルカタログには課題が‥‥

「在庫を財庫化に」と、花田氏。

まずは、meclib導入の経緯をお聞かせいただけますか

 

花田氏:トラスコ オレンジブックは、モノづくり現場で必要とされるあらゆる工具や用品などのプロツールが掲載されている毎年24万冊発刊しているカタログになります。お客様が必要とする商品を常に在庫し、カタログと在庫状況を連動させているトラスコ オレンジブックは、商品を選んでいただくためのツールとして、非常に大きな役割を担っています。

 

紙カタログといいますのは「面」で見ることができるため、「こういった感じのものが欲しい」といった、曖昧に探している時には非常に有効なツールです。一方、お客様が決め撃ちの商品を探されるといった「点」での検索は、ECサイトなどのWebコンテンツが向いているといえます。
私どもは、お客様と商品をマッチングするためのベストな環境を提供するため、紙カタログだけでなく、「トラスコ オレンジブック.Com」という商品情報サイトをご用意し、ユーザー様にご利用いただいています。

トラスコ オレンジブックについては、今後、ページ数、冊数も増えていくなか、カタログの大きさ、重さ、保存場所に加え、検索性が悪くなるといった課題が見えていました。
そこで、「デジタルカタログ」を使い、トラスコ オレンジブックとトラスコ オレンジブック.Comを融合、紙媒体では出せない詳細な情報、在庫の確認、購入までをワンストップで行なって頂けるサービスを提供していました。

 
「トラスコ オレンジブック.Com」では商品詳細の閲覧、在庫確認、発注まで可能。

なるほど、既にデジタルカタログをご活用されていたのですね。

 

花田氏:ですが、利用していたデジタルカタログのサービスは、一度に250ページ程度しか作ることができず、トラスコ オレンジブック全てを作成するためには、100冊ものデジタルカタログを作成する必要がありました。
また、お客様は、その膨大な冊数の中から自身が欲しい情報を見つけ出さなければいけないという、当社とお客様双方にとって使いづらいサービスになっていました。

 

2016年にお客様の必要なものは全て在庫を保有し、即納できるようにする「50万アイテム在庫計画」を促進し始めまして、2017年度版のトラスコ オレンジブックは、31万2000アイテム保有の14100ページという膨大な情報量になることがわかりました。
これはもう今のサービスでデジタルカタログを作成するのは無理があるということで別のデジタルブックサービスを探していたところ、meclibを知ることができました。

利便性の向上に、圧倒的な作成時間の短縮を実現

膨大な掲載商品数を誇る総合カタログ「トラスコ オレンジブック」

導入後、どのような効果を実感されたのでしょうか。

 

花田氏:まず1つは「検索性の向上」です。
トラスコ オレンジブックはその膨大な商品掲載数のため、複数のカタログに分冊して提供しています。今までのデジタルカタログサービスですと、その1分冊を更に複数冊に分けてデジタルブック化する必要があったため、1分冊に掲載されている商品を対象とした検索ができませんでした。
デジタル化の特長として検索性の高さがあげられると思うのですが、これでは意味がありません。
これが大量ページの作成が可能なmeclibですと、1分冊約3000ページをそのままデジタル化できるため、1分冊に掲載された商品全てを対象とした検索が可能になりました。

 

次に「作成期間の短縮」です。
以前のデジタルブックサービスですと、トラスコ オレンジブック全てを制作するために1ヶ月半もの時間がかかっていました。また、そのサービスはデジタルカタログへの変換中にエラーが頻繁に発生するため、非常にデリケートに扱う必要があり、担当者が付きっきりで作業をする必要がありました。
meclibにしてからは、そういったこともなく、1~2週間で制作することができています。

リンク機能を活用しトラスコ オレンジブック.Comへの導線を強化

「デジタルカタログの作成自体には、ほとんど時間を取られていない」と、新谷氏。

実際にmeclibはどのような形で活用されているのでしょうか。

 

新谷氏:主な活用としましては、トラスコ オレンジブックをデジタルカタログとしてWebサイトへ公開しています。そして、カタログに掲載されている商品の品番コード全てに、トラスコ オレンジブック.Comの商品ページへリンクを設定しています。
お客様には、カタログ形式で商品を検索・閲覧していただいて、発注したい商品があれば、リンクをクリックして、トラスコ オレンジブック.Com内で発注する、といったフローを提供しています。

 

その他にも、各メーカー様のカタログやチラシを「デジタルカタログライブラリー」として公開しています。これはmeclibのライブラリ機能を利用して、複数のカタログを本棚のように見せているコンテンツで、多くのメーカー様に喜んでいただいています。
その中でも、特に便利と感じているのは、掲載しているカタログ全てを対象とした検索機能ですね。特定の商品を探しているお客様にとって、膨大なカタログの中からピンポイントで目的ページへ辿り着けることは非常に魅力的だと思います。

各メーカーのカタログが閲覧できる「デジタルカタログライブラリー」

品番コードにリンクが設定されてるとのことですが、トラスコ オレンジブックのような膨大な商品点数になりますと、その作業は大変ではありませんか。

 

新谷氏:商品リンクについては、当社で設定しているわけではなく、トラスコ オレンジブックを作成している印刷会社様より入稿いただくPDFに設定されています。ですので、こちらでは複雑な作業は必要なく、PDFを登録するだけで掲載用のカタログを作成できています。

 

実際にmeclibを導入されてトラスコ オレンジブック.Comへの流入数に変化はありましたか。

 

花田氏:嬉しいことに、デジタルカタログを見られたお客様のうち、35%以上の方がトラスコ オレンジブック.Comへ遷移されているデータが取れています。また、meclibで作成した、トラスコ デジタルオレンジブックのページビューも右肩上がりで増えています。
これから長期的にデータを取っていく中でこの結果の評価が変わってくるかとは思いますが、現時点では非常に高い数値と認識しています。

一人でも多くのお客様にファンになっていただくために

meclib活用の今後の展望について教えてください。

 

花田氏:当社のエンドクライアント様の多くがパソコンでデジタルカタログを閲覧されている現状ですが、今後タブレットやスマホでの利用が増えてくることは必然ですので、音声認識への対応による更なる検索性の向上、オフライン閲覧の活用などにも取り組んでいきたいですね。

 

また、我々はお客様がトラスコ オレンジブックのファンになっていただけるように日々取り組みをしていますが、それは紙媒体であれ電子媒体であれ変わることはありません。お客様に快適にご利用いただき、一人でも多くのファンを獲得できるように、デジタルカタログも含め、これからも取り組みを続けていきたいと思います。

 

ご協力、誠にありがとうございました。

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