月額制雑誌読み放題サービスとは?電子書籍やデジタルブックと関係あるの?

スマホの普及とともに注目されるようになったサービスとして、月額制雑誌読み放題サービスがあります。

 

この月額制雑誌読み放題サービスとは、どのようなものなのでしょうか。

 

数多くあるサービスから3つを紹介し、それらのサービスから月額制雑誌読み放題サービスの特徴などを見ていきましょう。

 

最近増えている月額制雑誌読み放題サービスとは?

月額制雑誌読み放題サービスとは、その名の通り毎月一定の料金を支払うことで、たくさんの雑誌から好きな雑誌が読み放題になるサービスのことです。

 

この月額制雑誌読み放題サービスでは、紙媒体として書店で販売されている雑誌を電子書籍化して配信しています。

 

そのためスマホなどの小型の端末から雑誌を読むことができるようになり、移動中や隙間時間でも、多くの雑誌を持ち運ぶことなく、様々な雑誌を楽しめるのです。

 

この月額制雑誌読み放題サービスは、数多くの企業が展開しており、サービスごとに読める雑誌は異なります。

 

そこで今回は月額制雑誌読み放題サービスの中でも代表的なものを3つ紹介します。

 

dマガジン

https://magazine.dmkt-sp.jp/

dマガジンは携帯会社のdocomoが展開しているサービスです。
読むことができる雑誌は190誌以上で、月額料金は400円となっています。

またdocomoが展開しているサービスではありますが、docomoユーザー以外でも利用可能というのが大きなメリットでしょう。

dマガジンは月額制雑誌読み放題サービスの先駆けともいえる存在で、多くの人が利用しています。

 

楽天マガジン

https://magazine.rakuten.co.jp/

楽天マガジンは楽天が展開している月額制雑誌読み放題サービスです。

読める雑誌は約200誌で、月額料金は380円となっています。

また楽天内のサービスであるため、買い物などで貯めた楽天スーパーポイントでの支払いも可能となっています。

また年額プランも用意されており、毎月料金を支払うよりも960円お得になるので、継続して利用する場合は年額プランがおすすめです。

 

ビューン

https://spot.viewn.co.jp/landing

ビューンはdマガジンや楽天マガジンなどと比べると有名ではありませんが、非常に人気の高いサービスです。

読める雑誌は約240誌で、月額料金は480円です。また雑誌だけでなく5000作品以上もの漫画も楽しめます。

さらに「ビューン読み放題スポット」が設置されたサービス提供店舗内であれば、無料で読み放題になるという、他のサービスにはない特徴があります。

 

サービスで読める雑誌が違う

今回は読める雑誌数と月額料金を紹介しました。

しかし各サービスで読める雑誌が違うことも忘れてはいけません。

 

例えば、読める雑誌数も月額料金もdマガジンに勝っていますが、楽天マガジンでは読めずdマガジンでは読める雑誌もあります。

月額制雑誌読み放題サービスを選ぶ際には、料金などよりも、読みたい雑誌からサービスを選択すると良いかもしれません。

 

電子書籍・デジタルブックのメリットを活かしたサービス

この月額制雑誌読み放題サービスは電子書籍やデジタルブックのメリットを活かした画期的なサービスといえますが、どういった部分で電子書籍の良さが活かされているのでしょうか。

低価格で雑誌を読める

雑誌は毎月販売されるため、毎月欠かさずに購入するという人も多いでしょう。数誌を購読している場合は、それだけ出費が多くなってしまいます。

しかし月額制雑誌読み放題サービスであれば、今回紹介した3社のように、雑誌1冊分にも満たない価格で、数多くの雑誌が楽しめます。

 

省スペースで紙が無駄にならない

新しい雑誌が発売されれば、古い雑誌は処分してしまうことがほとんどです。

しかし月額制雑誌読み放題サービスで採用されている電子書籍やデジタルブックであれば、処分する必要もないため、環境にも優しいといえます。

また外出時に数冊の雑誌を持ち運び、移動中や休憩中などに読むという人も多いかと思います。
そういった場合でもスマホを1台持っていれば済むので、荷物を減らすことができるというメリットがあります。

雑誌は「数冊を持ち運ぶ」「読み終わったら処分する」ということが多いため、実体がなく省スペースな電子書籍のメリットを最大限に活かしているといえるでしょう。

 

バックナンバーを簡単に読める

中には前月に発売された雑誌のバックナンバーが読みたいということもあるでしょう。

もし紙の雑誌だとすると、バックナンバーを手に入れるのはなかなか難しいものです。書店では新しい雑誌にスペースを使うため、バックナンバーは基本的に取り扱われません。

しかし月額制雑誌読み放題サービスでは、雑誌のバックナンバーを配信していることもあるため、簡単にバックナンバーを読むことができます。

 

これも実体がない電子書籍ならではのメリットといえます。

 

電子書籍は紙媒体と比較され、電子書籍に対して否定的な意見を持っている方も多いかもしれません。しかし意外と身近に電子書籍を利用したサービスはあり、非常に便利であるため、多くの人に利用されているのです。

 

まとめ

今回は電子書籍を利用したサービス「月額制雑誌読み放題サービス」について紹介しました。

 

注目度の高いサービスであるため、今後も画期的なサービスが現れたり、サービスが充実していくでしょう。

 

また現在の月額制雑誌読み放題サービスでは雑誌を読むだけです。
しかしデジタルブックを採用することで、雑誌に掲載された飲食店のホームページへのリンクも貼ることが可能になります。

 

多くの店舗を掲載しているような雑誌であれば、デジタルブックの使い方の幅がさらに広がっていき、より便利なサービスになるのではないかと思います。

 

デジタルブックという点から見ても、非常に楽しみなサービスです。