コスト削減だけではない!知っておくべきデジタルブックの付加価値

最近では様々なビジネスで利用されるようになってきたデジタルブック。
「印刷代を抑えられる」「修正の反映がしやすい」などのメリットがよく挙げられますが、デジタルブックには紙の印刷物にはないデジタルならではの特長がたくさんあります。

デジタルブックだからこそ生み出される「付加価値」があるのです。
今回の記事ではさまざまな「デジタルブックの付加価値」について紹介いたします。

 

画像・動画・音声を埋め込みできる

 

 

デジタルブックでは文章だけではなく、画像や音声、動画でさらに訴求することができます。

 

最近ではスポーツの教材をデジタルブック化し、実際の動作を動画で見られるというものも増えてきました。
他にもデジタルブック化した「カタログ」が話題になっています。

 

カタログに掲載してある商品をどうやって使うのか、文章や写真だけではイメージできないことはよくありますよね。商品の利用方法を解説した動画を再生できれば、ユーザーはその商品についてイメージしやすく、さらに購買欲を高めることができるでしょう。

 

デジタルブックに埋め込める音声はmp3、画像であればJPEG・PNGなどなど・・対応している拡張子も多種多様。動画ならYouTubeはもちろんのこと、mp4も可能です。

 

Google Analyticsと連動したログ解析機能

 

 

デジタルブック化すると、グーグルアナリティクスと連携できるようになります。

 

つまりどれくらいの数のユーザーが、デジタルブックを閲覧したのか知ることができるのです。閲覧した人数だけではなく、デジタルブックを見た時間である「滞在時間」や、どのページで見るのをやめたのかという「離脱ページ」についても把握することも可能に。

 

デジタルブックそのものの人気を測ることができるのはもちろんのこと、どのページが人気で不人気なのかわかるので、効率的にページ内容の改善を行うことができます。紙媒体での提供になると、効果の顕在化が一切できません。状況把握と改善を繰り返す「PDCA」を回すことができないでしょう。

 

一方、デジタルブックであれば、簡単にPDCAが回せるようになるのです。作成側とユーザー側の考えが合わないことはよくあります。
紙媒体であれば、気づけないままですが、デジタルブック化すればユーザーとの「ズレ」を確実に把握することができるはず。

 

 

外部サイトへのリンク機能

 

紙媒体で商品説明を行う際の最も大きなリスクは「取りこぼし」です。
カタログが紙媒体だと「ネットに接続する」「お店にいく」というワンクッションをどうしても挟んでしまいます。人間の購買欲は薄れやすいもので、どれだけ「欲しい!」と思っていても、ちょっと時間がたつとすぐに買う気が失せてしまうのです。
どれだけ完成度の高い商品説明ページを作っても、紙媒体ならお客の取りこぼしを防ぐことができません。

 

ではデジタルブックの場合はどうでしょうか?
デジタルブックは「リンク」を入れることができます。つまり商品説明ページに「商品販売ページへの直接的な導線」を埋め込むことができるのです。商品説明を読んで「欲しい!」と思えばすぐに販売ページに行けるため、取りこぼしを極力ふせぐことができるでしょう。
とくにリーズナブルな商品であれば、余計に衝動的な購買欲が大きな影響力を誇ります。雑貨商品のカタログなどでは、絶大な効果を発揮することでしょう。

 

 

欲しい情報を直ぐに探せる検索機能

 

カタログって本当に多くのページがありますよね。カタログの隅から隅まで見て楽しむという人もいますが、そんな人ほど購入まで至ることは稀です。
買う気のある人ほど、狙った商品ページをすぐに見たいと思うもの。見たいページがすぐに見られないのはストレスでしかなく、最悪の場合「やっぱりいいや・・」と買う気すらなくしてしまうことも。

 

カタログなどをデジタルブックにすると、検索機能を付けることができます。
つまり目次を調べたり、ページをペラペラめくって探したりしなくても狙った商品ページに一気にたどり着くことができるのです。
ユーザーが快適に商品を見ることができるのは、購買欲を高めるうえで絶対に外せないもの。紙媒体では失ってしまうかもしれないチャンスをデジタルブックであれば、活かすことができるのです。

 

デジタルブックにしかない付加価値を活かそう

 

以上、付加価値を生み出すデジタルブックの機能例について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
デジタルブックには、元々コストの軽減や修正のしやすさなどの利点がありますが、それ以外にも様々な付加価値を生みだしていることを理解いただけたと思います。
現在つかっている紙媒体をデジタルブックにしようか迷っている方は、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。